20
発展
藤井システム:囲わせない発想
藤井システムは、四間飛車側が居飛車穴熊の完成前を狙う構想です。端歩・桂・角の働きを組み合わせ、相手の玉が移動中の時間を攻めに使います。ここでは配置の関係を示す模式図を載せています。相手が同じように囲うことを前提にした一本道の必勝手順ではありません。
居飛車が急戦へ切り替えれば、居玉の危険を踏まえて振り飛車側も対応を変えます。攻めを続けるか自玉を囲うかを、相手の玉の位置と駒の進出速度から判断します。システムを学ぶ目的は形を無条件に再現することより、相手の手に応じて方針を分けることです。
987654321
一二三四五六七八九
桂端
▲ 先手の持ち駒
なし
△ 後手の持ち駒
なし
盤上で確認
相手玉が穴熊へ入る手数と、自分の端攻めの準備手数を比べる。
相手玉が穴熊へ入る手数と、自分の端攻めの準備手数を比べる。
間違えやすい点:「相手が穴熊以外なら同じ攻めが通る」と思わない。
理解チェック:相手が急戦へ切り替えたら?
玉の薄さが問題になり得るため、攻め急がず受けと囲いへの転換を検討します。