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定跡

相掛かり:一歩を持つ意味

約5分 · 図と理解チェック付き · 更新 2026-09-23

相掛かりでは双方が飛車先の歩を伸ばし、金で受けながら歩を交換します。▲2四歩△同歩▲同飛の3手で、先手は持ち歩と飛車の活動範囲を得ます。後手の8筋にも同じ考え方があります。

飛車が浮いた後、引く高さによって横利きや玉への当たりが変わります。図は分かりやすく元の段へ引く一例。必ずその位置へ引く決まりではありません。歩を交換した筋は空きマスが増えるので、相手の歩打ちや角打ちへの備えが次の課題です。

▲ 先手の持ち駒
歩×2
△ 後手の持ち駒
歩×2
相掛かり:飛車先交換合法手で再生する学習用の進行例。必勝や全分岐の最善性を示すものではありません。

後手も引く。飛車先の歩が消えた分、打ち込みに注意。

14 / 14手
手順をテキストで読む
  1. ▲2六歩(2七) — 飛車の働きを準備。
  2. △8四歩(8三) — 後手も飛車先を伸ばす。
  3. ▲2五歩(2六) — 2四への交換を狙う。
  4. △8五歩(8四) — 後手も8六を狙う。
  5. ▲7八金(6九) — 金で8七を守る。
  6. △3二金(4一) — 金で2三を守る。
  7. ▲2四歩(2五) — 歩をぶつけて交換を始める。
  8. △2四歩(2三) — 歩で取る。
  9. ▲2四飛(2八) — 飛車で取り、持ち歩と可動域を得る。
  10. △8六歩(8五) — 後手も飛車先交換。
  11. ▲8六歩(8七) — 歩で取る。
  12. △8六飛(8二) — 飛車で取り返す。
  13. ▲2八飛(2四) — 浮いた飛車を引く一例。横利きの活用も比較する。
  14. △8二飛(8六) — 後手も引く。飛車先の歩が消えた分、打ち込みに注意。
盤上で確認
交換前と交換後で、飛車の横方向の働きを比べる。

間違えやすい点:飛車先の歩を取る前に、自分の8七・相手の2三の守りを確認。

理解チェック:歩交換では駒数が同じ。何を得た?

持ち歩、飛車の進出路、相手の形を変える可能性です。その代わり打ち込みの隙も増えます。